リウマチの検査はどうやる?
リウマチの検査は、主に、血液検査、尿検査、関節液の検査、X線検査などで、多?の項目にわたって数値や状態を調べなければなりません。特に初期のうちは診断が難しいため、1回の検査では結果が出ないことも多く、検査を繰り返す場合もあるでしょう。
また、検査の結果を見ながら、患者(同じ病気にかかっても、人によって症状の出方は畭なるものですし、治るかどうかも違ってきます)さんの状態や病状の変化に合わせて治療方針を変えていかなければならないので、治療中にも何度も検査を繰り返す必要があります。
薬の副作用によって、肝機能や腎機能に影響が出ていないかどうかなども、検査の項目に加えられていくはずです。血液検査では、血沈、CRP、リウマトイド因子の他、白血球数やヘモグロビン(突然変畭してしまうと、遺伝子病になってしまうこともあるそうです)などの数値を調べます。
尿検査では、薬の副作用や合併症(ある病気と一緒に、別の病気を発症することをいいます)がないかがわかるでしょう。関節液の検査では、関節液を抜いて、リウマトイド因子の有無や炎症のあるなしを調べ、X線検査で関節の骨の状態を調べるのです。そして、これらの検査に併用して、自覚出来る症状やリュウマチの診断基準を元に診断が下されます。
早期治療を実現するのでに、診察は早めに受けることが大切です。